相模原市を拠点に活動する卓球クラブ・相模原ジュニアが、8月10日から12日まで東京体育館で開かれた「全国ホープス卓球大会 女子団体」に神奈川県代表として出場しベスト8に輝いた。同クラブが同大会でベスト8入りするのは初めて。
見事、予選突破
3日間にかけて行われた同大会。同クラブから武山紗子さん(横浜・希望ヶ丘小6年)、内田百咲さん(横浜・原小6年)、赤川結愛さん(清新小5年)の3人が試合に挑んだ。
初日の予選リーグ戦。小口浩子監督が不在の中、東海林雄一コーチが代行を務め、徳島ムーミンクラブ(徳島)に3対0、芝原クラブ(岐阜)に3対1と快勝し勢いをつけると、2日目の予選リーグ最終戦ではDream卓球クラブ(大阪)に3対1で勝利し、同クラブ初の予選突破を決めた。
続く、トーナメントステージでは城山ひのくにジュニア(熊本)に3対0、県南卓球道場(秋田)に3対2で競り勝った。翌日の準々決勝で強豪・羽佳卓球倶楽部A(東京)に0対3と敗れたが、クラブ初の全国ベスト8入りを果たした。
武山さんは「初日は監督がいなくて不安だったが、喜ばせようと頑張った。思い切って試合できた」と振り返った。内田さんは「団体戦で全国へ行くことはなかったのでうれしかった」、赤川さんは「団体戦での全国は初めてで緊張したけれど、試合が始まったら落ち着いて思い切りできた」とそれぞれ笑顔で語った。
小口監督は「初日、私が不在でしたが、東海林コーチが選手たちを支えてくれた。3人の選手がそれぞれしっかり役割を果たし、頑張った結果がチーム最高成績に繋がったと思う」と選手らをたたえた。