東淵野辺にある特別養護老人ホーム・大野北誠心園で9月11日、手持ち花火が行われた=写真。
10人単位のユニットケアを採用している同園では、各ユニットのスタッフが入居者に合わせて季節ごとにさまざまなレクリエーションを実施している。花火をするのは今回が初めてのことで、念入りな準備のもと安全に配慮して行われた。
スタッフに付き添われて外に出てきた入居者たちは「外の空気が気持ちいい」と笑顔に。スタッフが火をつけた花火を手渡すと、懐かしそうに目を細めていた。松田圭助理事長は「暑さで外に出られない日が続いていたが、ようやく外に出る機会を作ることができた。こうしたレクができるのもユニットケアの良い所。ひとときを楽しんでもらえたら」と話した。