アメリカンフットボールの日本最高峰・Xリーグで悲願の日本一をめざしているノジマ相模原ライズは9月29日、絶対王者・富士通フロンティアーズと対戦。ここまで全勝同士のチームがリーグ戦中盤で相対した首位攻防戦は両者のプライドがぶつかり合う激しい戦いとなり、13対31でライズが敗れた。
首位攻防戦はフロンティアーズに先制を許すが、前半終了間際にライズが逆転。日本選手権3連覇中の王者相手に13対10と3点リードし折り返す理想的な展開だった。しかし、後半は得点を挙げることができず、13対31で試合終了となった。
個人の力の差
城ヶ滝一朗ヘッドコーチ(HC)は「オフェンス、ディフェンス、スペシャルチームそれぞれのユニットとしては互角に戦えていた部分もあり、悪いものではなかったが、突出した能力を持つ選手の個人技に負けてしまったというのが大きかった。しかし、このような選手を止めないと試合に勝つことは難しい。ライズの選手ももっと力をつけなければならないとならない」とゲームを振り返りつつ、課題を口にした。
次戦10月13日(日)は、昨年の対戦で敗れた東京ガスクリエイターズ戦。城ヶ滝HCは「昨年のリベンジを果たすべく、さらに成長して試合に挑みたい。皆様の声援が力になりますので、ノジマ相模原ライズに熱い応援をお願いします」とファンの後押しを呼びかけた。