「さがみはらD&I元年。いいからダイバーシティだ!」--。多様性(ダイバーシティ)を受け入れ一人ひとりが能力を発揮できるようにする取り組みを指す「D&I」。多様な人材が活躍できる環境整備や働きかけが企業や団体に求められている中、相模原市初の「D&Iアワード」が10月24日(木)、市立産業会館で開催される。D&Iを推進する市内の企業や団体の優れた取り組みを表彰するもので、地元企業によるブース出展もある。参加無料。相模原青年会議所(JC/九嶋俊彦理事長)の主催。
地域の事例を紹介
担当する同JCの井上大地委員長によると、これまでにも国や県規模では同様の表彰が行われていたものの、大企業の事例が多く中小企業には取り入れることが難しい内容も多かったという。そこで同JCは今年、地元企業の取り組みを可視化するため市内の企業や団体に聞き取りを実施。「さがみはらD&I」というHPを立ち上げ、収集した事例を紹介している。井上委員長は「地元の中小企業が実践できるような市内での取り組み事例を広めることで、地域にD&Iを浸透させていきたい」と話す。
当日は午後5時から企業や団体が自社の取り組みを紹介するブースを出展。7時からの表彰式には本村賢太郎市長も登壇し、相模原市におけるD&Iの現状や今後の展望について講話を行う。
井上委員長は「すべての人が暮らしやすい社会にしていくために、取り組みを形だけにすることなく浸透させていくことが重要。経営者の方に、同業や同規模の企業や団体の取り組みを知ることで今後に役立ててもらいたい」と話している。
SDGsも同日開催
6時からは今年で4回目を迎える「さがみはらSDGsアワード」の表彰式も合わせて開催。SDGsの推進に取り組む企業や団体の優れた取り組みが表彰される。
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