広島県で生まれ育ち、被爆した人から聞き取った体験を語り継ぐ活動を続けている歌玲子さんの話を聞く伝承会が11月17日(日)に相模原教育会館(中央区富士見6の6の13)の1・2号会議室で催される。午後2時から4時までで参加費無料。先着60人で事前申し込みの必要はない(主催/さがみ九条の会・後援/相模原市教育委員会)。
歌さんは小学校教員として平和教育に関わり、広島県内を拠点に被爆体験伝承者として活動してきた。5年前に相模原に移り住んだ後も伝承活動を続け、神奈川にも「平和の種」をまいている。
終戦から79年、戦争体験者の高齢化が進み当時の話を語り継ぐことは年々難しくなっている。17日の伝承会では当時15歳の少女だった切明千枝子さん(現在は94歳)の被爆体験が語られる。8月6日午前8時15分、切明さんは動員されていた煙草工場で被爆し、爆風で飛び散ったガラス片が頭や首筋に刺さり負傷したものの、一命を取り留めた。
問い合わせは堀江さん【携帯電話】080・5083・4043。