「さがみはら地球温暖化対策協議会」の会長に就任した 田所 昌訓さん 田名在住 75歳
地元愛、行動で示す
○…市民一人ひとりに環境問題への関心を高めてもらうことを目的とし、3月に設立した市民グループ「さがみはら地球温暖化対策協議会」の会長に就任した。併せて市自治会連合会会長としての顔も持ち、市と住民との間のパイプ役として安心して暮らせる地域づくりに励む。「相模原は自然が多く、住みやすくて本当に良い街」と慣れ親しんだ地元への思いを人一倍強く持つ。
○…父親の仕事の関係から旧満州で生まれ、小学2年のときに田名へ移り住んだ。高校時代は文章を書くことが好きで、新聞部に所属。「リーダーシップなんて無かったよ」とはにかむが、生徒会や応援団も務めるなど、何事にも積極的にチャレンジした。高校卒業後は経理の専門学校を経て、県農協中央会に就職。農業がもたらす環境保全の一面に携わるなど、「仕事柄、環境問題への関心は昔から高かった」と熱意を込める。
○…趣味は20年以上続けている陶芸。もともとは鑑賞が中心だったが、時間ができるようになってからは、いつしか「自分の手で作ってみたい」と意欲を燃やすように。公民館の陶芸サークルに入って練習するうち、陶芸の世界にどんどんとのめり込んでいった。今では自宅に窯を購入し、1年間で100点以上の作品を仕上げる。「陶芸に没頭する間は何もかも忘れられて、ストレスを解消できるんですよ」
○…今後は市とともに相模原の環境問題へのエコ啓発に乗り出すほか、自治会連合会会長としての職を活かし、日常生活におけるゴミ処理問題など、地域住民へ働きかけを行っていく。「市民の方に協議会の活動を理解してもらい、市全体で取り組むことで相模原の温暖化防止に繋げていきたい」。愛着あふれるこの街のため、できることを行動に移す。昔と変わらず、積極的に。
「共にささえあい 生きる社会」相模原市は、全ての人が共に支えあって生きる共生社会の実現を目指しています。 https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026641/1012901.html |
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