南区豊町には毎年、”一足早い春”が来る―。黒河内病院(同)で見頃を迎えたのは、小彼岸桜(コヒガンザクラ)。実はこの桜、広く親しまれているソメイヨシノよりもやや早く開花し、本格的な春の訪れをいち早く告げてくれる花なのだ。
桜が、病院にやって来たのはおよそ10年前。理事長を務める、黒河内三郎氏の故郷・長野県高遠(たかとお)町(現・伊那市)の町長から贈呈された。”高遠”といえばこの時期、日本中から多くの観光客が訪れる小彼岸桜の名所。「あの有名な高遠のなのねー」と、道行く人はしげしげと眺めていた。
なお、花はすでに散り花へ。「ソメイヨシノより、”一週間早い”と覚えておいて下さい」と、病院では早くも来春の到来を楽しみにしている。
さがみはら南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>