(社)相模原青年会議所(市村努理事長)主催の講演「地域のおとなシンポジウム〜いま、子ども達のためにできること〜」が13日、けやき会館で行われた。
地域の子どもは地域で育てるという趣旨のもと、元東京都杉並区長・山田宏氏が講演。終戦後、日本は「宗教心、道徳、歴史への尊敬、この3つを捨て去ったことで教育がなりたたなくなった」と主張した。また近年、子どもの自尊心が欠如している点にも着目。「自尊心のない人が他人を大事にできるの?」と疑問を投げかけ、そのために「良い学校を作ることが大事で、それにより良い町ができる」と結んだ。
講演後は、市内の校長らとのディスカッションを行い、活発に意見交換をした。