福島第1原発の事故による放射性物質飛散の影響を受けて市では、市内の全公園と、小学校をはじめとした子ども関連施設における砂場の砂を、入れ替える考えであることがわかった。該当箇所は約400に上る。来年度の早い時期から順次、大掛かりな放射能対策が施される見込みだ(3/15取材)。
この具体的な実施概要は、3月議会中に行われた環境経済委員会で、大田浩市議(南区相模台)の質問に、市が答弁する中で明らかになったもの。公園の全砂場およそ300箇所の他に、小学校やこどもセンター、児童館、保育所、幼稚園などの砂場に対しても着手する考えだ。方法については検討段階だが、砂場の表面部分の砂を取り除き、そこに新たな砂を20cmほど被せる方法が有力視されている。
「できるだけ早く」
また、覆いとして使われる砂に対しては、事前に検査機関で安全性を確認。担当する市公園課では、「砂は実際に子どもが直接手に触るもの。保護者からの心配の声も多い」と、実施に踏み切った理由を述べた。昨年の12月議会では市民から、砂場の改善対策を求める陳情が提出されている。
実際の入れ替え時期に関しては未定。「全ての砂場で放射能濃度を調べるとなると、時間もコストもかかる。市民の安全安心を考えると、出来る限り早く着手していきたい」としている。なお市では昨年9月に、サンプル調査として、相模原麻溝公園(南区麻溝台)の遊具広場にある砂場で、放射能濃度を測定。放射性セシウムに関しては、40・4ベクレル/kgの結果を得た(乾土)。
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