「1年イキタヨ」 慈音(じおん)君 順調に回復
重度の脳性マヒによるハンディ(四肢体幹機能障害)を抱える北條慈音(ほうじょうじおん)君(南区当麻/17)が誤嚥による心肺停止で緊急入院してから1年が経過した。
「ジゴクだった」と慈音君が話すよう、当初入院した大学病院での容体は深刻だった。しかし、その後、古巣の病院へ転院。帰宅後は「在宅オールスターズ」に支えられ、徐々に本来のペースを取り戻しているようだ。「体調が安定すると、その安定をバネに変化が起こり、翻弄(ほんろう)されます。『このペースでいけばいいかな』と思いかけた時に来る変調は辛い。それでも、そういうことの繰り返しが、少しずつ私たちを強くしてくれるんです」と、母・里恵さんはこの1年を振り返る。
慈音君はカタカナの文字盤を愛用していたので、彼の言葉を綴(つづ)る時、カタカナで表現する方が相応(ふさわ)しいそう。「1年イキタヨ」。お盆の法要前日(8月3日)に慈音君はそう話したそう。「おかげさまで生きています」(里恵さん)。
慈音君は蓮向寺(れんこうじ)・北條不可思(ほうじょうふかし)住職の長男である。不可思さんはシンガーソングライターでもあり、これまでの数々の作品を発表。市内でもライブ活動を行ってきた。しかし一昨年、小脳梗塞で倒れる。現在は、「我が身を通して『後遺症』の意味を教えられている」という。なお、月1回のカノ・バンドとのレコーディングは順調で、来秋には「縁絆(えんばん)コンサート相模原」を計画している。
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