求む、日本語指導者 29日から育成講座 外国生徒をサポート
日本に暮らす、外国の子どもたちの言語教育をサポートする多文化学習活動センター「CEMLA(セムラ)」(県立相模原青陵(せいりょう)高校=南区新磯野、他運営)では今月末から、文化庁の委託を受け、日本語ボランティアの研修講座をはじめて実施する。日本語教室で指導を行うボランティアの育成が目的。
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近年、国際結婚の増加などに伴い、両親が使うどちらかの言語しか話すことができない子どもたちが増えているそう。そこで2007年、同校とNPO法人多文化共生教育ネットワークかながわ(横浜市中区)が協働でCEMLAをスタート。相模女子大学(南区文京)内の教室で毎週、諸外国にルーツを持つ中高生のために「学習支援」「教育相談」などを行なう。指導には地元高校生や大学生もボランティアで参加している。
「難しさも知って」
今回の研修講座は「日本語教室でのボランティアを始めたいと思っている方」「地域の日本語教室でボランティアを行なっている方」を対象に、支援スキルの獲得などを目的とする。講座は9月29日(土)からのスタートで全5回(12月まで/1回だけでも参加可能)。「子どもたちの現状と課題」「教材分析」など、毎回テーマが決められている。参加は無料。各回定員30名となっている。「初めての方には、日本語を教えることの難しさと同時に楽しさを感じ取っていただければと思います」と担当の青陵高校・高橋教諭。問い合わせは同教諭【携帯電話】090・1102・4799まで。
なお、地域の日本語教室は県内に100近くあるそうで、市内の代表的な教室としてはCEMLAの他、さがみはら国際交流ラウンジ(中央区鹿沼台)などがあげられる。
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