「これ、うめのう」
庄内名物「寒鱈(かんだら)鍋」を囲む集いが10日、南区上鶴間本町で行われた。山形県鶴岡市出身の本間俊三さん((株)ホンマ電機代表/上鶴間)が発起人。
当日は、日本海の荒波にもまれるうちに脂がのり、旨味が増した寒鱈を用意。今年は80人以上が集まり、一緒に熱燗を嗜(たしな)みながら、日本海の冬の味覚を存分に堪能していた。
なお、食べる際にのせる岩海苔は、庄内地方の主婦らが「命がけ」で採取したものだそう。「4、5人がグループになって海へ入る。必ず1人は波の見張りをするんだよ」と本間さん。大きな危険と引き換えに、食べられる岩海苔は、まず市場に出回らない代物。「風味が全然違う。磯の香りが堪らないです」。来年をお楽しみに。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>