学生の力も 青パト巡回 NPO発足 「高齢化」の課題解決
南区内で地域安全活動を行う、特定非営利活動法人さがみはら市民交番青パト隊(本間俊三理事長)がこのほど発足した。JR町田駅南口にある市民交番(南区上鶴間本町)を拠点とした、巡回パトロールが主な活動。大学生もメンバーに迎え、フットワーク良く地域を見守っていく。
同法人の母体となっているのは2000年に発足した「JR町田駅南口を明るく犯罪のない街にする連絡調整会」。同会は警察・行政・市民を巻き込んだ環境浄化活動を頻繁に行い、同エリアにある風俗店の撲滅を訴えてきた。その活動の甲斐もあって、風俗店は徐々に弱体化。現在はほぼ壊滅した状態である。
その後、連絡調整会は2010年に地域住民からなる「市民交番サポート隊」を結成。「元の風俗街に戻させない」ことを目的に、青パトによる巡回もスタートした。
しかしサポート隊は「メンバーの高齢化」「若手ボランティアの不足」など、人材面で大きな課題を抱えていた。そこで今回、NPO法人を発足させ、課題解決のため「学生の力」を借りることに。大学生防犯ボランティア『神奈川防犯シーガル隊相模原支部』(グリーンシーガル)と連携が始まった。
「若返り」「受け皿に」青パトNPO発足
「組織が若返り、防犯ボランティア希望者の受け皿となっていければ」と本間理事長は話す。
グリーンシーガルは防犯ボランティア団体の「高齢化」「後継者不足」などを解消するため、昨年7月に発足した。現在は麻布大学、北里大学、青山学院大学を中心に9大学から16人の学生が参加している。これまで警察・自治会等と連携した防犯活動(パトロール)をするなどしてきた。「淵野辺駅での痴漢被害防止キャンペーン」「相模大野かぼちゃまつりでの警備」なども行っている。
NPO法人の活動は5月から本格的にスタート。5月26日(日)には青パトの出発式が行われる。今後、学生・若者ボランティアの協力を得て、現在週1回の青パトパトロールの回数を増やすとともに、交番でのサポートも充実させていく。
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