「外国人記者」が見た3・11 相模女子大学で講演会
3月8日 文化連盟と協働
英字新聞ジャパンタイムズのイーデン・コーキル氏を招いての講演会などを行う、地域連携フォーラム「外国人記者が見た3・11」が3月8日(土)、相模女子大学(南区文京)で開催される。主催は相模原市芸術文化連盟(篠崎明弘会長)と同大学。入場無料(要事前申込)。
コーキル氏はシドニー大学文学部日本文化学科を卒業後、1997年に来日。2007年、ジャパンタイムズに記者として入社。10年から生活・文化部長、11年から編集担当補佐として活躍している。
東日本大震災の3カ月後、岩手県大船渡市に赴き、沿岸部でありながら「犠牲者がわずか一人」だった吉浜地区についてを掘り下げた(Heights of survival=2011年6月12日発行)。
「届いたジャパンタイムズを見てびっくり。見開き2面にわたり吉浜のルポルタージュでした」。そう話すのは同連盟事務局長で、今回の講演を企画した山田真也さん(御園在住)。
郷土歴史研究家の山田さんは11年秋、かつて道路工事の際に埋められてしまったが、奇しくも大震災で決壊したアスファルトの亀裂から見つかった「吉浜集落の津波記念碑」の拓本を採取にいった。そこで山田さんは、現地の住民から吉浜のことを取り上げた英字新聞の存在を知らされる。相模原に戻った山田さんは早速、ジャパンタイムズに問い合わせ、その記事を入手。そこには明治時代における集落の高台移転を含め、吉浜の長年にわたる津波との戦いが詳述されていた。
「相模原市と交流のある大船渡市の被災状況や吉浜の奇跡について、語ってもらえないか」
コーキル氏講演「とても大切な物語があります」
山田さんは震災から丸3年を迎えるこのタイミングで、コーキル氏に市内での講演を打診した。「機会をいただき大変光栄」とコーキル氏。「感動を呼ぶ、とても大切な物語がそこにあります」とも話している。そして、学生らが中心となり継続的な被災地支援を行っている相模女子大学がサポートすることになり、最終的には同大学の学生ボランティア委員会による活動報告も含めたフォーラムが実現することとなった。
コーキル氏の講演は「私が見た3・11」と題し、日本語で行われる。山田さんは「日本人の特性や文化力、国民性についてなども語ってもらえるはず。若い人たちにもぜひ聴いてもらいたい」と参加を呼びかけている。講演会は午後1時30分から3時30分まで。学生の報告は3時30分から4時まで。なお、当日来場先着300人にコーキル氏の英文記事と和訳がついた冊子が配布される。車での来場は不可。参加希望者は氏名、人数、電話番号を明記の上、同大学教育研究推進課ファックス(042・743・4717)、メール(sagami-info@mail2.sagami-wu.ac.jp)へ。3月6日(木)締め切り。詳細は山田さん【携帯電話】️090・4709・5585へ。
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