麻溝公民館ホームページ作成委員会の委員長を務める 辻本 くらまさん 当麻在住 24歳
日本一”広い心”でけん引
○…アルバイト先の麻溝公民館へ入るやいなや『おめでとう』の声。「なんのことだか…」。予想だにしなかった”日本一”に、「見やすくはなったけど、(賞に)入るとは思わなかった」。利用者の目線に立って試行錯誤を繰り返し、公民館のホームページ作成をけん引。ページに癒しを与えるマスコットキャラクター「なっしー」のデザインも担当した。
○…大和市生まれ。京都府の鞍馬山が名前の由来。「広い心を持って欲しいと、父が名付けた」という。幼い頃に相模原へ。麻溝小学校から都内の中高一貫校に。昔から絵を描くのが好きで「落書き帳1冊くらいすぐに描いて埋めちゃう子だった」と記憶を辿る。現在の学び舎、國學院大學大学院では、江戸時代の罪人の自立支援施設である「人足寄場(にんそくよせば)」を研究する。同大在学中、ゼミで学んだのがきっかけ。元々の歴史好きも手伝った。「今の(更生)制度の原点だと思う。当時にその発想ってすごい」と興味を露(あら)わにする。
○…「高校生までは引っ込み思案でおとなしかった」が、ホームページ制作で議論を交わすうちに「意見は言わないと伝わらない」と、積極的に話し合いに参加するように。「コミュニケーション力が上がった」と自身の成長を振り返る。現在も、委員長としての役目を果たすべく、メンバーの意見を引き出すことや、言いやすい場を作ることを心掛けている。「(その点は)常に勉強中」だ。
○…公民館勤務はかれこれ5年になる。「社会勉強させてもらっています」。休日は友人との茶飲み話や読書、ゲーム、音楽鑑賞、旅行などに興じる。「司馬遼太郎の『関ヶ原』がすごく面白い」と、ここでも歴史好きを発揮。お気に入りの鳥「ハシビロコウ」を観に上野動物園にも行く。今年は修士論文や就職活動に追われる。そして来年は社会へ羽ばたく。「新しい商品やアイデアを創出できる環境で仕事ができれば」と夢を抱く。
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