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さがみはら南区版 公開:2014年11月27日 エリアトップへ

相模女子大学ボランティアグループ「ミント」代表 山崎華奈(はな)さん 川崎市在住 20歳

公開:2014年11月27日

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山崎華奈(はな)さん

寄り沿える嬉しさ広げたい

 ○…「今日はこんなことがあったんだよ」。活動を終えると報告の一環にツイッターで呟く。「私たちはあくまでボランティア。強制したくはないんです」。後輩への無理な参加の声掛けはしない。が、グループは現在登録100人。今年大勢の1年生が入り、昨年の60人から大きく増えた。”自然と足が向くグループ”――。ボランティアそのものを楽しむ姿。その柔らかい笑顔が大所帯を引っ張っていく。

 ○…入学して1カ月が経った頃、何となく友だちに誘われた。座間市の障がい者グループで、体操や絵画など余暇活動を一緒に楽しむというものだった。「とにかく緊張しました」という初めての活動は一言、「楽しかった!」。ただ一緒に楽しめること、そこで生まれる会話、相手を理解しようとする気持ち。学べることは多かった。真面目に参加を続け、気づけば1年生の後半には部長に。グループは昨年11月、相模原市から市政功労賞を受賞した。

 ○…グループは現在、江の島の海岸清掃、高齢者デイサービスへの参加、障がい者グループの余暇活動、外国籍の子へ勉強を教えること等をメインに活動。それぞれが自由に、自分の行きたいものに参加できる。自身は月に2、3回障がい者グループの活動に参加。加えて塾講師のバイトや友達とのカフェ巡りなど、大学生活も存分に楽しんでいる。

 ○…「あなたたちがくると絵が違うのよね」。障がいを持つ子らの絵が、単調なものから彩りあるものに変わるのだと担当の先生が教えてくれた。何気なく携わる自分の存在に、新たな意味を見出せた瞬間だった。そして漠然としていた将来の道は「福祉」に繋がった。「特に障がい者福祉に携わりたい。将来やりたいことが見つかったのはミントのおかげ。幸せです」。部長職を後輩に引き継ぎ、今後は新たなボランティア先を探したいという。「だって楽しいから」。まっすぐな瞳でそう言える言葉は心強い。

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春の入会キャンペーン、6月末まで。

http://www.luck-sagamihara.com/

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