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重症心身障害児者施設『ワゲン療育病院長竹』 利用者の「第二の故郷」めざすサポート 「生活に彩りを加える環境作りが大切」
今年4月、相模原市で25年ぶりに重症心身障害児者施設「ワゲン療育病院長竹」が緑区長竹に開設された。全国的に重心認定をされた人を受け入れる医療機関は少ないとされ、相模原市でも障害をもった家族を県外の施設に預けなくてはならないケースも多いという。そういった現状を受け、市内に2カ所目となる新たな施設開設の動きが生まれた。開院から約9カ月。同院は、利用者の「第二の故郷」となる環境作りをめざし、日々細やかなケアに努めている。
施設長の保坂和子さんは、「長竹という自然豊かな場所で、利用者様には落ち着いて、楽しく毎日を過ごして頂きたい。だから、外出行事や季節のイベントは欠かせません」と話す。看護師と共に保育士や介護福祉士などの生活支援員がサポートし、利用者の毎日に彩りを加えている。
同院で働くのは、重症心身障害児者施設での経験があるスタッフばかりではない。「療育・介護に重点を置く環境は『大変そう』と思われるでしょうが、これまで培った経験と優しいお気持ちだけあれば、経験のあるスタッフがしっかり指導します」と保坂さん。院内外での研修をしっかり行い、利用者と触れ合うことでステップアップを図るという。障害児者施設は同院が初めてという看護師スタッフは、「医療ケアを受けながら生活の質を保つ方を前にして、不安はありました。でも、新しい表情を発見できるのが嬉しくて」と、この9カ月を振り返る。同院では今後もスタッフが連携して、利用者の生活の質向上と社会参加を推進していく。
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