第47回衆議院総選挙は、12月14日に投開票が行われた。神奈川14区(中央区、南区・緑区の一部)では自民党の赤間二郎氏(46)が、前職同士が激しく争った神奈川16区(南区・緑区の一部、厚木市、伊勢原市、愛甲郡)では、民主党の後藤祐一氏(45)がそれぞれ議席を獲得した。14区の民主党、本村賢太郎氏(44)と16区の自民党、義家弘介氏(43)は重複立候補した比例で復活当選。自民・民主が2議席ずつを分け合い、2選挙区から4人の衆院議員が誕生することとなった。
神奈川14区
前回に続き、10万票以上を獲得して議席を守った赤間氏は、「どこへ行ってもあたりがなかった。しかし、テレビなどでは『自民優勢』の報道。毎日心配が積み重なった。周りの人の声が頼りだった」と選挙戦を振り返り、「この場においては笑顔があってはいけない。それぞれの家庭で景気の回復が実感できるよう、おごることなく取り組みたい。改めて十字架を背負う」と気を引き締めた。
前回、赤間氏と3万4662票差で落選、比例でも977票の差で復活を逃した民主党の本村賢太郎氏。今回、小選挙区で赤間氏に2万5923票差に迫ったものの届かず。比例代表で復活当選を果たした。本村氏は、「これからが始まり。今から戦いが始まっている。地に足をつけてしっかりやっていきたい」と支援者に挨拶した。
神奈川16区
自民・義家氏と民主・後藤氏の一騎打ちの様相を見せ、小選挙区で全国最後の1議席をめぐる激戦となった16区。前回も8077票と僅かな差での戦いだったが今回、後藤氏が義家氏に1489票差で競り勝ち、借りを返す形となった。
後藤氏は支援者に対し、「秘密保護法、情報公開、行政改革。こういった得意分野を中心に、安倍総理に対案を持ってブレーキをかけ、温かい社会を実現するため民主主義、平和を守るために頑張っていきたい」と挨拶をした。
一方、義家氏は「共有すべき未来のためにしてきたことを、きちっと有権者の皆様に伝えきれなかった私の力不足」と小選挙区での敗戦を語り、「16区の未来を創生し、それを一人でも多くの人に伝えることが今後の課題」とした。
投票率は伸びず
全国的に投票率の低下が目立った今回の衆院選。市内の投票率は小選挙区・比例ともに53・87%で、前回をそれぞれ5・41ポイント、5・4ポイント下回った。
![]() 小選挙区で競り勝ち万歳をする後藤氏(右写真中央)。義家氏(左)は比例復活にも厳しい表情
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