女子サッカー・なでしこリーグ1部に今季から参戦するノジマステラ神奈川相模原は3日、本拠地のクラブハウス(新戸)で、2017シーズンの新体制発表記者会見を行った。
会見には山内渉(わたる)代表、菅野将晃(かんのまさあき)ゼネラルマネージャー兼監督に加え、臼井理恵、國武愛美、北方沙映、池上菜央、田中里穂の新加入5選手が登場。山内代表は冒頭、「優勝を含めた5位以内が目標。生易しいものではないが、選手のポテンシャルを考えれば不可能ではない」と、設立以来掲げる「高い目標への挑戦」というチームのコンセプトを、あらためて示した。
菅野監督も「やるからには優勝という目標に向かって戦っていきたい」としながら、1部でステラの掲げる「ボールを回す美しいサッカー」を体現するために「速さ、強さ、高さという課題を克服したい」と、新シーズンの抱負を述べた。
継続性を重視し、昨季のコーチ・スタッフ陣は全て留任。今季は2012年の創設以来最大となる、24選手で戦う。新加入選手について、菅野監督は「しっかりとした守備から攻撃、という点で、チームに必要な人材を補強した」と語った。
また、オフには創設時からチームを支えた坂本珠梨選手、寺田玲子選手、河原崎希選手が退団。山内代表は「共に目標に向け苦労を重ねてきた仲間であり、寂しい限りではあるが、更なる成長を願っている」と、惜別の言葉を述べた。
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