「第52回バトントワーリング関東大会」が10月14日に千葉ポートアリーナで開催され、神奈川県代表で出場した相模女子大学中等部・バトントワーリング部が1位の千葉県教育長賞を初受賞した。同大高等部も同大会で6位につけ、中・高揃って12月9日(土)に幕張メッセで行われる全国大会に臨む。
「ノードロップ」の快挙
関東大会には10年連続で出場している中等部。今大会では全員が一度もバトンを落とすことなく演技を終える”ノードロップ”を成功させ、初めて1位を獲得した。顧問の對馬(つしま)香織教諭は「練習ではなく緊張の高まる大会の舞台で、バトンを落とさず終えられたのはとても稀なこと」と話す。中等部3年で副部長の橋本眞生(まお)さんは、「ノードロップで満足いく演技ができました」と振り返った。同じく3年の岩村真綾(まや)さんは9日に控える全国大会へ向け「今までの大会以上に審査員にアピールして良い順位(金賞)を目指したい」と意気込みを語った。
現在同大のバトントワーリング部には、中等部17人、高等部12人が在籍。中等部で入部する生徒のほとんどが初心者で、外部コーチや先輩らの教えをもらい、互いに刺激し合って練習に励んでいる。對馬教諭は「バトンの存在自体は知られていますが、競技としての認知はまだまだ。神奈川県でバトン競技といえば相模女子大学と言われるくらいになれれば」と話していた。
中等部・高等部共に未だ掴んでいない「金賞」を目指し、今週末、全国の舞台で最高の演技に挑む。
![]() 10月に行われた関東大会で演技する中等部の生徒ら(提供写真)
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