相模原市は12月14日から、市内で2種類目となる新しい「マンホールカード」の配布を開始した。このカードにデザインされているマンホールは、旧相模湖町の公共下水道の供用開始を記念して作られたもので、同町地域の1カ所しかなく、そのプレミア感から市では、「観光振興にも役立つのでは」と期待する。
下水道広報プラットホーム(GKP)が企画・監修するマンホールカードは、全国統一規格で作成されるマンホール蓋の情報を掲載したコレクションアイテム。ご当地の名所・名産、緯度・経度などの情報が掲載されている。「下水道」をより知ってもらうため2016年から作成され、12月14日現在、全国407自治体で478種類、約290万枚を発行している。
カードはそれぞれ所定の場所で配布。配布場所が1種類のカードにつき1カ所と限定されているため、観光振興の役割も果たしている。配布開始から2年余り、コレクターの中では人気が高まり、カードを集めるツアーも企画されるほどだ。
市内では昨年、淵野辺駅前に設置されている雨水用のカラーマンホールをデザインしたカードを作成。市下水道経営課で配布され、これまで約5千枚が配布されている。
今回、市内2種類目として新たに作成されたカードにデザインされたのは、1997年に旧相模湖町の公共下水道が供用開始されたのを記念して作られたマンホール(緑区千木良518付近)で、この1カ所にしかない。このカードには、県の重要な水源となっている「相模ダム」、そこに架かる「相模湖大橋」、相模湖周辺に自生する「山ゆり」などが記されている。
市は「今回のカードは、記念マンホールのプレミア感も加わり、人気がでるのではと期待している」と話す。配布は、相模湖駅前の相模湖観光案内所(与瀬1183/午前8時30分~午後5時、午前11時30分~午後0時30分は昼休憩の為一時休止)で実施中。詳細は市下水道経営課【電話】042・707・1840へ。
さがみはら南区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>