公益社団法人日本青年会議所(以下JC)が7月24日(金)、新型コロナウイルスの影響で落ち込む経済や人々の感情の復興を願い、「全国一斉花火プロジェクト〜はじまりの花火〜」と題して全国47都道府県で打ち上げ花火を実施する。市内でも相模原JCが大輪を打ち上げる。
実施日の7月24日は、新型コロナウイルス感染症の影響による延期がなければ東京2020五輪の開会式が行われる予定だった。日本JCではこの日を「新たな日本のはじまりの日」と位置づけ、経済や国民感情の復興に向けた「はじまり」の合図として午後8時に花火を打ち上げる。
全国で活動するJCが各地域で打ち上げを担当。県内21JCのうち、神奈川会場として相模原と小田原がそれぞれの地域で企画に参加する。
相模原は、約1分半で2〜4号玉を65発程度打ち上げる予定。密接・密集・密閉を避けるため、場所は非公開。打ち上げは緑区大島の相模煙火店が協力する。豪雨や強風時は中止となる。
相模原JCの事業担当者である瀬尾佳織さんは「連日コロナ報道ばかりで明るいニュースがあまりない。花火で明るい気持ちになってもらえたら」と話している
花火の企画では、6月1日に全国の花火師有志が感染症終息を願って全国一斉打ち上げを行っており、相模原市でも4会場で大輪が咲いた。