花を介した地域づくりを評価する「第30回全国花のまちづくりコンクール」の結果がこのほど公表され、小田急相模原駅周辺で活動する南大野自治会(鈴木博雄会長)が団体部門入選に選ばれた。県内からは唯一の受賞。鈴木会長は「街をきれいにしたいという気持ちが評価されてうれしい」と喜びを表した。
同コンクールは、1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」を契機に、博覧会の基本理念「自然と人間の共生」を継承、発展させるために、翌年から始まった。家庭や公共の場で花による心地よい地域づくり活動を募集し審査している。個人での応募のほか、企業や自治会、学校など団体での応募がある。
今回は全国から1690件の応募があり、神奈川県では唯一、南大野自治会が初の応募で入選に選ばれた。同会は2013年から約8年間にわたり、小田急相模原駅北口ロータリー周辺で花を植えて育てている。花の植え替えは5月と11月の年に2回行われており、自治会と南大野長寿会、南大野こども会のメンバーが参加し行っている。
鈴木会長によると、駅前花壇の整備を始めたのは10年ほど前に同駅の再開発が完了し始めた頃だという。当初は雑草が多く見栄えも良くなかったため、市に相談したところ(公財)相模原市まち・みどり公社などから花を譲り受けることができ、地域住民が協力して鮮やかな街づくりに努めてきた。
11月7日にはパンジーやノースポールなどを植えたばかり。鈴木会長は「幅広い世代の方が参加して街を活気付けようという気持ちがうれしい。夏の暑い時季でも皆さん草取りや水やりなど協力してくれる」と話す。
植えた花は11月下旬には見ごろを迎える。11月17日からは同駅周辺で、イルミネーションを付けはじめ、来年2月末まで点灯する。鈴木会長は「日中は花が彩り、夕方からはイルミネーションが輝きます。皆さんに見て喜んでもらいたい」と話している。
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