インフルエンザの流行に備え、市は11月から新型コロナウイルス感染症の受診・相談方法を変更した。コロナの感染が疑わしい人は、まずかかりつけ医か、新設された県の診療予約センターに電話をしてから診察を受け、診断に応じてその後の対応を受ける形となる。市は、「発熱などの症状がある患者さんが、まずは身近なかかりつけ医に相談することで、受診の取りこぼしがなくなれば」と期待する。
従来、発熱や強いだるさがあり、コロナの感染が疑わしい場合は、帰国者・接触者相談センターに電話し、市が症状を聞き取ったうえで、専門外来を設置している市内の医療機関や、ドライブスルー方式のPCR検査を案内するなどしていた。また「発熱などがなくてもコロナの心配がある」といった一般的な相談や質問は「新型コロナウイルス感染症コールセンター」で対応していた。
県も予約センター新設
今回変更された新方式は、発熱・咳・咽頭痛のいずれかがある場合、まずは電話でかかりつけ医に相談し、診察の予約をする。診察のうえ、かかりつけ医がコロナの感染が疑わしいと判断した場合は、PCR検査を実施するための手続きを進める。「かかりつけ医がない」「予約が一杯で受診ができない」といった場合には、神奈川県が新設した「発熱等診療予約センター」(【電話】0570・048914、つながらない時は【電話】045・285・1015/午前9時〜午後9時・無休)が、診療可能な医療機関の予約手続きを代行する。
同センターでは、電話と併用してコミュニケーションアプリ「LINE」による診療予約も開始。公式アカウント「新型コロナ対策パーソナルサポート(行政)」で検索できる。
従来の帰国者・接触者相談センターと新型コロナウイルス感染症コールセンターは統合され、コロナの一般的な相談に対応する「市新型コロナウイルス感染症相談センター」として一元化。電話番号は帰国者・接触者相談センターの番号(【電話】042・769・9237/24時間対応)が引き続き活用される。
県内の自治体では、川崎市や藤沢市、茅ヶ崎市などが同様の体制をとっている。
個々で対策「徹底を」
市疾病対策課では「一般的な相談や質問の窓口は感染症相談センターに一本化し、わかりやすくした。また発熱・咳・咽頭痛の症状がある場合、まずは身近なかかりつけ医にご相談いただくことで受診増につなげたい」と話す。また、「年末年始は帰省などもあり人が集まる機会が増える。家庭内にも感染のリスクはある。手洗い、うがいはもちろん、大皿料理には取り分け用の箸を用意するなど、個々で徹底して感染防止対策をしてほしい」と呼びかける。
12月7日現在、市内の新型コロナウイルス陽性患者数は829人。うち治療中が128人、死亡者は12人となっている。
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