北野誠新監督を迎えたノジマは、コロナの影響により7月開幕という異例のシーズンを戦った。「BEST EVER 史上最高への挑戦」をスローガンに掲げ、トップリーグ初制覇をめざしたが、10チーム中8位と昨年より順位を落とした。
男子サッカーJ2で監督経験が豊富な北野監督が就任。新たに3人の選手が加入した。キャプテン2年目のDF石田みなみや開幕前になでしこジャパン(日本代表)に招集された3年目のMF松原有沙らが中心となりクラブへの期待が高まったが、初戦のアウェイで日テレに負けるとホーム開幕戦も落とし連敗スタートとなった。
攻撃はFW南野亜里沙が柱となりリーグ得点ランキング8位の7ゴールをあげるなど、シーズンを通して相手ゴールをおびやかした。また、松原はパワフルなプレーで攻撃と守備の要となり、強烈なフリーキックなどダイナミックな攻撃が目立った。守備は石田が長い距離を走り、選手を鼓舞するなどキャプテンシーを発揮した。新加入選手では早い段階からスタメン出場を果たしたDF福住青空、MF石田千尋の出場機会が多く、体を張ったプレーでチームに貢献した。
10月3日、ホームでの日テレ戦では、攻撃と守備の連係も良く、2対1で逆転勝ちし、日テレ相手に初勝利をあげた。しかし、結果は18試合で4勝3分11敗と、昨年より勝利数が少なかった。
コロナの影響で、「なでしこリーグカップ」は中止。シードから始まった皇后杯は初戦を突破し、3回戦(12月12日)も勝利、準々決勝で日テレと対戦する。
ノジマは来年から始まる日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」への参入が決まっている。日本女子サッカー強化のために作られた新リーグで、初年度参入は11クラブ。プレシーズン大会の開催を経て、秋にリーグが開幕する。新リーグでのノジマの戦い方に注目が集まる。
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