神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

相模原市議会 新議長に中村昌治氏 任期途中で異例の交代

政治

公開:2021年1月21日

  • X
  • LINE
  • hatena
本紙の取材に応える中村昌治新議長
本紙の取材に応える中村昌治新議長

 2020年市議会12月定例会議において、当時議長だった石川将誠氏(自民)が「一身上の都合」を理由に議長の辞職届を提出。その後、本会議で辞職が許可され、任期途中で議長が交代する異例の事態となった。

 石川氏は、昨年11月に週刊誌が報じた、相模原市役所内部のパワハラに関する記事に実名で登場。公平・中立の立場である議長が取材に応じていたことなどを各会派が問題視し、議会運営委員会でも質問や追及が相次いでいた。石川氏は体調不良を理由に12月定例会議を15日から欠席。本会議最終日の18日に、辞職届を提出した。

 新しい議長の選出には、これまで相模原市が取ってきた全会派が合意しての「指名推薦」の形式ではなく投票を求める声があがり、18日に11年振りとなる投票による議長選挙が行われた。結果、中央区選出の中村昌治氏(自民)が過半数を超える24票を獲得。新議長に選出された。任期は会派の申し合わせにより、石川氏の残り任期となる今年5月まで。

2度目の大役

 中村氏は1961年生まれの59歳。神奈川大学卒。2003年4月に初当選し、現在5期目。11年5月から13年5月まで議長を務めたほか、総務委員会、建設委員会、議会運営委員会の委員長なども歴任している。

 中村議長は本紙の取材に対し、最初の就任時の11年に東日本大震災で国難に見舞われた経験を振り返り、「今回もコロナ禍で世界的に厳しい状況の中だが、議会と行政がしっかり連携し、円滑な議会運営に努め、良好な形でバトンタッチできれば。まずは補正予算など速やかに議決し、市民に予算が届くようにした上で市民生活の安全と安心、福祉の増進につなげたい」と話している。
 

さがみはら南区版のローカルニュース最新6

リユース箱設置

相模原市

リユース箱設置

ブックオフと連携

11月21日

街かどで相談

街かどで相談

広報月間に合わせ

11月21日

小学生も雄弁を披露

演説大会

小学生も雄弁を披露

11月30日 杜のホールはしもと

11月21日

北里柴三郎を知る

淵野辺の茶室 解体免れる

「茶道文化残したい」

淵野辺の茶室 解体免れる

講師の熱い思いで存続に

11月21日

介護を考える

12月1日

介護を考える

相模大野

11月21日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook