今年度、市内で唯一文部科学省からスポーツ推進委員功労者表彰を受けた 伊藤 孝久さん 緑区橋本在住 69歳
「生涯スポーツ」を楽しむ
○…全国の市町村で、スポーツ振興や普及のために実技の指導や大会・イベントなどの準備を行う「スポーツ推進委員」。26年間の活動功績が認められ、文部科学省から表彰を受けた。今年度は全国から84人、市内ではただ一人。「昔から体を動かすことが好きで、委員の活動も楽しみながらやれた」と朗らかな表情を浮かべる。
○…愛知県出身。高校ではラグビーに明け暮れ、体を動かすことの爽快感、仲間と目標に向かって努力する充実感が染みついた。就職を機に相模原市に来た後も、地域のスポーツチームに顔を出しては週末をグラウンドで過ごす日々。特に草野球は20年以上のプレー歴があり、「休みの度に出るので、奥さんに怒られたこともあったかな」と苦笑いだ。
○…スポーツ推進委員の活動は1990年代から。三世代家族や近所づきあいも多く、当時住んでいた中央区の大野北地区での市民運動会には2千人以上が集まったという。時代は変わり、趣味やスポーツの楽しみ方も多様化した。近所に限らず、インターネットなどで愛好者同士が繋がることが容易にできる時代。「昔のように地域みんなで、とはいかないけれど、若い人は慣れていないだけ。どんなスポーツもやればきっと面白い」と時代に合った楽しみ方に理解を示す。
○…都内の学校に長年勤務した後、3年前から橋本公民館の館長を務めている。「生涯スポーツ」をモットーに、障がいの有無に関わらずにできる「ボッチャ」の普及に注力しようとした矢先、コロナが感染拡大。講習会やイベントが行えず、堪え忍ぶ毎日が続く。「収束したら、ぜひやりたいね」。めざすは老若男女が夢中になって楽しめる、そんな場を提供することだ。
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