相模原市みどりの少年団・大野中地区の団長を務める 大谷 喜一郎さん 鵜野森在住 72歳
花いっぱいの街づくりを
○…市立大野小学校の正門周辺にフラワーロードを作ろうと今月、児童や保護者、地域住民らが球根を植えた「おおちゃん 花いっぱいプロジェクト」。きっかけとなるチューリップの球根を贈った市みどりの少年団を代表してプロジェクトに参加した。児童らが学校に植えた球根は800個。「みんないきいきとした表情で植えていたね」と目を細める。
○…大野小は自身の母校でもある。小学生の時は学校周辺に自然が多かったという。「自然の中で遊びながら帰るのが当たり前だった」と当時を懐かしむ。中学生になった頃、川の水質汚染が社会問題となり関心を持つと、信州大学に進み水質環境を学んだ。卒業後は県内広域水道企業団に勤め、水質検査に従事してきた。
○…定年退職を迎えた頃、地域の子ども会をまとめる大野中地区子ども会育成連絡協議会の代表就任と同時に、中地区少年団の団長を務めることに。それから約15年にわたり、緑の大切さを教えながら子どもたちの健全な育成に携わってきた。省エネや再生エネルギーなど環境を学ぶ機会も多い中、「楽しみながら環境を学び、答えは自分で見つけてもらう」のが信条。「15年で成果が形になってきたかな」と満足げな表情を浮かべる。
○…2年後には大野小は創立110周年を迎える。それに合わせ毎年球根を贈り、校舎全体が花で彩られるのを期待している。「花は形に残るもの。フラワーロード作りの輪が広がり、公園や緑道も花で彩るまちにしていきたい」と活動の継続に意欲的だ。原動力は環境問題にもある。「自然を守らなければいけないのは、もう子どもたち自身の未来に関わっている。球根を植えるささいな活動で環境に対する意識を持ってもらえたら」
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