三浦文丈監督率いるSCは昨シーズンの後半に驚異的な粘りを見せ、念願のJ2昇格を果たした。昇格に貢献した主将の富澤清太郎やFW才藤龍治らが移籍するなど選手の入れ替わりは激しかったが、外国人選手のホムロとユーリ、ベテランの藤本淳吾や稲本潤一、DF梅井大輝、夛田凌輔などが残り、三浦監督のもとJ2に挑んだ。
三浦監督はJ2残留を視野に入れ「勝ち点50」
を目標に掲げた。開幕戦は相模原ギオンスタジアムで京都サンガF.C.と対戦。J2での戦いを待ちわびた多くのサポーターが見守る中、0対2で敗戦しJ2の洗礼を浴びた。第4節の大宮戦で藤本が逆転ゴールを決め、SCはJ2初勝利を上げる。第13節ではFC町田ゼルビアと6年振りに対戦、隣接地域のチームによる試合「相武ダービー」として盛り上がりを見せた。しかし、その後は10戦連続勝ち星が無いなど苦しい試合が続いた。
三浦監督が解任されると、SCはチームを立て直そうと現役時代「アジアの大砲」と呼ばれ、日本代表などで活躍した高木琢也氏を新たな監督に迎える。高木監督は「J2残留」を目標に掲げた。就任後、新戦力の補強を続け、DF藤原優大、木村誠二、MF成岡輝瑠、松橋優安などを期限付きで獲得。高木監督は調子の良い選手を起用し、ベテランの藤本を中心にすえた。藤本はこれに応え、チーム最多の7点を上げるなど、落ち着いたプレーで若手の選手を引っ張っていった。
しかし、1点差の敗戦や引き分けが続き、終盤まで降格ラインを見ながらのシーズンとなった。J2残留への挑戦は最終節までもつれこんだが、最終戦は東京ヴェルディに0対3で完敗し、1年でJ3降格が決まった。試合終了後、高木監督は「残留をめざしてきたが、たくさんのファンやサポーターの方の想いに応えられず責任を感じている」とコメントした。SCは42試合を戦い、8勝20敗14分(勝ち点38)で19位に終わった。
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