次代を担う中学生に、作文を書くことを通じて豊かな人権感覚を身につけてもらうことを目的に1981年度から実施されている「全国中学生人権作文コンテスト」。同コンテストの神奈川県大会が横浜地方法務局・県人権擁護委員連合会の主催で今年も開催され、相模原市立新町中学校2年・佐藤智花さん(14)の作文『「中学生」と「難民」』が最優秀賞に選ばれた。
40回目の記念大会となる今年は、県内350校から7万5094作品の応募があり、45作品が入賞した。入賞作品のうち、5作品が最優秀賞に選ばれ、中央大会に推薦される。
佐藤さんの作文は、自身が所属する合唱団の練習が縁で訪れるようになった「アルペなんみんセンター」(鎌倉市)での出来事をもとに書かれている。
誕生日を祝ってもらえないのが当たり前だったというAさん、周囲に同年代の子どもがおらず、遊び相手がいなかった5歳のBちゃんと母親のCさん、今年6月に誕生したBちゃんの妹、Dちゃん...。こういった難民の人たちとの交流から、自分にできることを考え始めたという佐藤さんの作文は、言葉も通じないところから意思疎通ができるようになった感動、幸せや平和についての自分なりの思いが、素直な文章でつづられている。
夏休みの課題として、最後に急いで書き上げた今回の作文。最優秀賞には「本当にびっくりした」という。「ただ私の作文が読まれることで、日本に住む難民に少しでも関心を持ってもらえたら。遠い世界の出来事ではなく、身近な問題だと知ってもらいたい」と佐藤さんは話している。
※作文全文はウェブ版タウンニュースに掲載
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