地域の活性化や地域人材の育成に寄与することを目的に、公益社団法人相模原市観光協会(加藤明代表理事)と相模女子大学・相模女子大学短期大学部(田畑雅英学長)の間で、12月6日に包括連携協定が締結された。
相模原市緑区の大島地区観光活性化プロジェクトをはじめ、相模女子大学の構内で収穫した梅を使った梅酒「翠想」の販売など、これまでも協力しあい、相模原市の活性化に貢献してきた両者。今回の協定締結により、今後さらに観光振興、地域活性化、観光人材の育成などの分野で連携を強化していくことを確かめ合った。
調印式は同日に相模女子大学で実施され、2014年からこれまでに、相互の連携によって実現した取組などが、小泉京美教授から発表された。その後、田畑学長と加藤代表理事がそれぞれ調印を行った。
調印後、田畑学長は「教育上、学生にも貴重な体験をさせていただいている。本校は地域の課題解決に対応できる人材が揃っている。今までの絆をもとに、これからも地域に根差した協力を市観光協会と進めていきたい」とあいさつ。加藤代表理事も「今回の協定で、強固な協力体制が構築されたことを大変喜ばしく思う。今後も地域活性化、人材育成に寄与していきたい」と述べた。
市観光協会の中島伸幸専務理事も「コロナ禍で多大な打撃を受けた観光事業において、学生の視点や多角的な考えに期待している。大学生と交流することで職員も気持ちが若返る。協定締結を契機に、既成概念にとらわれず一緒にチェンレジしていきたい」と話した。
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