元F1ドライバーで、相模原市の終身名誉観光親善大使も務める片山右京さんがオーナーとなり、2012年に設立された自転車ロードレースチーム「Team UKYO SAGAMIHARA」。相模原市で5つめのホームタウンチームとして、2020年11月に認定された。現在11人が所属し、緑区の藤野地域にある旧菅井小学校を拠点に活動している。
今年は12大会に出場。最高戦績は2位と、チーム創設以来初となる、優勝の無いシーズンだった。
所属する国内リーグ「三菱地所JCL(ジャパンサイクルリーグ)プロロードレースツアー2021」の最終順位は9チーム中6位。個人では、宇賀隆貴選手が新人賞U23の年間チャンピオンを獲得した。格式が上とされる国際大会「UCI(国際自転車競技連合)レース」では、「おおいたアーバンクラシック」での3位が最高順位となった。
片山オーナーは、「残念なシーズンになってしまったが、今後新型コロナウイルスの感染が収束し、レース会場へファンの皆さんに応援に来てもらえた際には、しっかりと良い所が見せられるよう頑張っていきたい」と来シーズンへの思いを語った。
2022年5月21日には、UCIが公認する日本最大規模の国際自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージ」が今年に引き続き開催される。今年は団体で5位。個人総合成績でも上位入賞はならなかった。ホームタウンチームとして、「来年こそは総合1位、そして個人総合でも好成績を狙っていきたい」と片山オーナーは意気込む。
来年の展望として、片山オーナーは、「JCLへの参戦はもちろん、新型コロナウイルスの状況次第では、UCIアジアツアーでの勝利もめざしていく」と語る。
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