双子や三つ子など多胎児を持つ保護者が集まり、情報共有をしたり一緒に楽しんだりできるイベント「つながるフェスinさがまち」が7月10日(日)、ユニコムプラザさがみはらで開催される。参加無料。
「孤育て」にしない・させない
つながるフェスは、相模大野ツインズクラブ(勝亦詩子代表)と町田市多胎児の会ひよこまめの2団体が実行委員会を作り主催する。今年が2回目。昨年はコロナ禍でオンライン開催だったためリアル開催は初となる。
今回は「一人で抱え込まない」をテーマに、社会福祉士で(株)ふたごじてんしゃ代表取締役の中原美智子さんによる講演、地元の北里大学病院や同大看護学部が協力する多胎児を迎える準備講座や妊婦体験、多胎児用品の展示、フリーマーケットなどを開催。夫婦や家族連れで参加しやすいようイベント形式にしたり、複数のイベントに参加しやすいようワンストップで回れる屋内の会場にしたりと工夫を凝らした。
勝亦さんも現在、9歳になる双子の女児を持つ母親。「多胎児の大変さはなってみて初めて気づくことが多い。しかし子育ての大変さに対する認知度が低く、支援体制も十分でない。また一度に2人抱っこができないことから愛情やスキンシップが少ない、大変過ぎて自分の子をかわいいと思えない、など罪悪感で自分を責めてしまう母親が少なくない」と話す。自身の経験からつながりを持つ場所が必要とクラブを発足。年に3回「お喋り会」を開催。つながりを持つ活動を始めたが、コロナ禍で2年間中止に。お喋り会はようやく今月から再開した。
フェスは午前10時30分から午後3時30分。参加・出入り自由だが、一部事前申込みが必要な講座やオンラインで参加できる企画あり。申込み及び詳細はホームページhttps://tsunagarufes.jimdofree.com/または「つながるフェス」で検索。
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