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短歌で支援、ウクライナ 日本避難、大学教授の詩も

文化

公開:2022年10月6日

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相模大野で交流を持った亞川会長(左から2人目)とガリーナさん(同3人目)
相模大野で交流を持った亞川会長(左から2人目)とガリーナさん(同3人目)

 相模原市民短歌会(亞川マス子会長)の季刊誌「市民短歌」最新号(通巻219号)がこのほど発刊された。「ウクライナ」を題詠にした冊子の裏表紙には、ウクライナから避難してきた大学教授、シェフツォバ・ガリーナさんが起稿した短歌と写真が掲載された。ガリーナさんはキーウ国立建設・建築大学の教授で6月にウクライナから避難。現在は東京大学の臨時研究員として勤務している。

 ガリーナさんとの出会いは偶然。季刊誌の編集人で、郷土史家でもある山田真也さんが都内で短歌の詠める外国人を探していた際、在日ウクライナ大使館から「短歌を詠める人がいる」と紹介されたのがガリーナさんだった。同大使館の職員が、当時京都にいたガリーナさんとつないでくれた。

 日本文化にも詳しいガリーナさんだったが、実は短歌ではなく俳句なら詠めるとのこと。山田さんは電話とメールで短歌について説明。ガリーナさんから短歌4首と歌にまつわる写真を送ってもらうことに成功した。「市民短歌」の最新号は印刷直前だったが、ウクライナを題詠にした号にガリーナさんの短歌を掲載したかった山田さんは、普段は白紙の裏表紙にガリーナさんの写真と短歌を掲載。無事に発刊に至った。

 亞川会長は「短歌を通してささやかなウクライナ支援を、の思いで製作した号にガリーナさんの歌が掲載でき嬉しい」と話し、ガリーナさんは日本に避難してよかったことの一つに「生まれて初めて詠んだ短歌と写真が掲載されたこと」と喜んだ。同会では発刊を記念してガリーナさんを相模大野に招待し、一緒に食事をするなど交流を深めている。

掲載号を手にするガリーナさん
掲載号を手にするガリーナさん

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