「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する 伊藤 恵子さん 中央区在住 38歳
学びの場づくりを
○…まちを歩きながら「なんとなく気になる」ものを写真に撮る「Feel度Walk」。それを模写し、記録に残す「知図」。教育家の市川力氏が提唱するこの手法は近年、学校現場などの探究学習でも取り入れられている。コロナ下にオンライン講座でこの手法に出合い、優劣ではなく自分自身の視点を評価してもらえることに、じわじわハマっていった。「自分のことを興味を持って話を聞いてもらえることは豊かなこと」と魅力を語る。子育て広場でのイベントや小学校の授業、市との協同事業を通して面白さを伝えている。
○…山口県で高校生まで過ごし、教員を目指して東京の大学へ進学。卒業後は相模原の小学校で14年間、教壇に立った。コロナ下の制約を受け「あれもこれもというより、自分が大事だと思うことを」と、2年前に退職。「学校とは別の学び場が地域の中にあるべき」と、大人と子どもが共に学ぶ「ちいきのがっこう」を週1回市内で開校している。
○…幼稚園から始めた習字は得意分野で、大学の専攻科にも選んだ。「習字の面白さは、1回も同じものが生まれないこと」とにこり。趣味はカフェめぐり。近所のよく行くカフェも含め、ほぼ毎日作業場として利用する。「カフェは個性的なところが多い。私はスペシャルより、オリジナルが好きなんだと思う」と目を輝かせた。
○…今後の目標は、47都道府県でFeel度Walkと知図を行うことだ。「自分が楽しくて面白いから伝えている。子どもたちのいろんな可能性を見逃さずに、面白がれる学び場ができたら」と思いを語った。自分の意見も大事にされ、相手の意見も大事にできる、そんな場を目指してこれからも歩み続ける。
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