神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

新札グッズで盛り上げ 北里売店 「先生知って」

社会

公開:2024年6月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
新千円札をモチーフにした北里柴三郎グッズ=同社提供
新千円札をモチーフにした北里柴三郎グッズ=同社提供

 タオル、クッション、せんべい…。南区北里の北里大学構内にある売店ではさまざまな「北里柴三郎先生グッズ」が販売されている。「新札発行」にちなんだもので、関係者は「これを機に先生や『北里』のことをもっと知ってもらえたら」と話している。

当日病院で販売

 7月3日(水)に発行となる新千円札の肖像画に選ばれた北里柴三郎は、医学博士で、北里大学の学祖と言われている。今回グッズを手掛けたのは売店を運営する学校法人北里研究所の関連企業「北里ライフサービス」のスタッフで、このタイミングでの販売に合わせ2021年から活動をしてきた。

 きっかけは当時、ある業者が提案した「お札せんべい」。新千円のデザインを元にしたもので、販売したところ、味も評判で売れ行きは好調だった。それに感化され、社内で有志を募り商品開発チームが発足した。部署の垣根を超えた7人が、新札発行にむかってオリジナルグッズの製作を進めてきた。  

 大学で学生にアンケートを取るなどし、ニーズを探り結果、6つの商品が生まれた。いずれも新千円札をモチーフとしており、デザインはチームメンバーが手掛けた。この半年間が商品完成のピークだそうだが、先行してできた一部を昨年秋の大学学園祭で販売したところ、好評を博したそう。現在商品は同店や大学病院内のコンビニ、ネットショップで販売されている(コンビニ、ネットショップは一部のみ)。なお新札が発行される7月3日「当日」は病院1階のけやきサロンにスペースを設け、1日限定で販売をする計画だ。

 「それまで名前しか聞いたことがありませんでしたが(笑)、グッズづくりを通じて改めてその功績を理解できました」「お札になったこと、その関連する会社で働いていることを誇りに思います」。携わったチームメンバーの感想だ。

 同社保険事業部次長の金田純子さんは「この機会に柴三郎先生のことはもちろん、北里のことももっと知ってもらい地域が盛り上がれば」と期待する。

売店(ライフショップ)内のグッズコーナーを案内する山田暢店長
売店(ライフショップ)内のグッズコーナーを案内する山田暢店長
グッズを紹介する開発チーム。2列目中央が金田さん
グッズを紹介する開発チーム。2列目中央が金田さん

さがみはら南区版のトップニュース最新6

「地道な活動の結果」

原爆被災者の会丸山会長

「地道な活動の結果」

被団協がノーベル平和賞

11月21日

悩みに耳傾け10年目

子どもの権利相談室

悩みに耳傾け10年目

専門家と連携し、解決へ

11月21日

砂地の練習場が畑に

ノジマステラ

砂地の練習場が畑に

焼き芋販売店と協働事業

11月14日

「適正受診の啓発を」

医療懇話会

「適正受診の啓発を」

関係団体が市に要望

11月14日

増収見込み過去最大

市25年度予算編成

増収見込み過去最大

市税収入80億円増

11月7日

「ながらスマホ」注意喚起

相模原南署

「ながらスマホ」注意喚起

死亡事故発生地点で啓発

11月7日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook