走ってタスキをつなぎ認知症を啓発するイベント「RUN伴(らんとも)さがみはら2024」が9月21日(土)に相模原市役所をスタートし、市内各所を参加ランナーが巡る。9月29日(日)に県立相模原公園でゴールイベントがある。主催するのは市内の福祉施設の関係者や賛同者らで構成する同実行委員会。
「RUN伴」は、認知症の人と接点がない地域住民や企業、商店などが 認知症の当事者やその家族、医療・福祉関係者などと一緒にタスキをつなぎながら走るイベント。相模原市内では2014年に淵野辺を中心に初開催され、年々コースを伸ばしながら、周知されてきた。
21日のスタートイベントでは午前10時30分からオープニングセレモニーが市役所本庁舎前広場で開かれ、主催者や各団体の紹介がある。11時にスタートする。
29日のゴールイベントは県立相模原公園で午後3時から4時までの予定。この日は「相模のグルメ食散歩フェスタ」(午前10時〜午後3時)があり、グルメやライブ、気球の乗船などが楽しめる。
同実行委員会の大島利通実行委員長は「イベントを通じて、多くの人に認知症に対する理解が進むといい。一人ひとりの違いを認め合って理解する努力が大切」などと呼び掛けている。