相武台にあるSRC体操クラブに所属する高崎碧さん(夢の丘小学校5年)、會田唯菜さん(横浜市立中和田南小学校5年)、中川結仁さん(若草小学校4年)が9月に行われた「第36回神奈川県ジュニア体操競技選手権大会」で入賞。3月に行われる全国大会の切符をつかんだ。
ゆか・跳馬など4種目の記録の総合成績で順位が決まる。小学生女子が出場するジュニアCクラスで高崎さんは6位、會田さんは9位。中川さんは小学生男子が出場するジュニアCクラスで5位となった。
地道な努力実る
3人は毎年同大会に出場していたが、全国大会は初めて。クラブに加え、自宅でもできる練習に取り組んだ。
高崎さんは今年5月に足を骨折。復帰に時間がかからないように腹筋や壁倒立など、自主トレーニングに励んだ。「本番では不安な技を成功させて嬉しかった」と笑顔を見せる。
會田さんは最初の種目である段違い平行棒で2度落下。気持ちも落ちてしまった。しかし「通過しなくていいから頑張ろう」と切り替え、ゆかでは1位となった。
中川さんは今回初めて、鉄棒で難易度の高いツイストに挑んだ。2カ月前から練習。体幹が必要になるため、家で壁倒立をすることで大会に間に合わせた。
全国大会の目標について高崎さんは「全種目良い点数が出るように練習していきたい」と話す。會田さんは「上位を狙えるように得意な跳馬やゆかで点数を取っていきたい」と気合いを入れる。中川さんは「ミスなく、高い点数を出していきたい」と意気込んだ。