今年6月に新磯観光協会会長に就任した、磯部生まれ磯部育ちの荒井優子さん。「新戸」と「磯部」の頭文字を取った「新磯」地区について、会長としての意気込みと共におすすめスポットを聞いた。
今回、荒井さんが挙げたスポットは3つ。自然や文化、夜景と見所満載だ。
相武台下駅前イルミネーション
その一つは、11月から始まる相武台下駅前のイルミネーション。今年で6回目を迎える。今年の見所はイチョウの木へのライトアップ。11月9日(土)には点灯式が行われる。イルミネーションは来年1月31日(金)まで。
相模川土手沿い
2つ目は相模川の土手沿い。大山や丹沢山地を望むことができる。「田園風景なら負けません」と荒井さん。同所の河川敷では、毎年5月に「相模の大凧まつり」が新戸・上磯部・下磯部・勝坂の4つの会場に分かれて開催される。
勝坂遺跡縄文まつり
最後に挙げたのは史跡勝坂遺跡公園で行われる「勝坂遺跡縄文まつり」。荒井さんが幼少の頃は、遺跡周辺で遊んでいるとよく土器の破片などを見つけていたという。それほど遺跡は身近な存在。一時は「その研究の道に進もうと思った」ことも。同イベントは11月16日(土)に開催される。土器を火の中で焼く「野焼き」や弓矢や火起こしなど縄文時代を体験することができる。
新磯地区の魅力を「人が温かくて自然がいっぱいある場所」と説明する荒井さん。会長職について「まだ手探り状態」だと言うが、「地域を活性化していきたい」という強い思いを語った。