神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
さがみはら南区版 公開:2024年10月31日 エリアトップへ

盲導犬の役割学ぶ 鶴園小で学校キャラバン

教育

公開:2024年10月31日

  • X
  • LINE
  • hatena
カラーコーンをよけて歩く三宅さんとウニカを熱心に見つめる児童たち
カラーコーンをよけて歩く三宅さんとウニカを熱心に見つめる児童たち

 子どもたちに盲導犬や視覚障害に関する知識を深めてもらうために(公財)日本盲導犬協会が実施している「盲導犬 小中学校キャラバン」が10月17日、鶴園小学校(南区/佐藤俊巳校長)で行われた=写真。相模原ライオンズクラブ(LC)が協賛する形で昨年度から実施されている事業で、今回は4年生約130人が参加した。

 同協会職員による視覚障害者の実情や盲導犬の役割についての解説のほか、視覚に障害のある三宅保子さんと盲導犬のウニカによる実演も行われた。周りの人の助けが必要な場面として、盲導犬には判断できない特定の場所への誘導を体験した児童は「(実際にそういった場面で)自分でもやればできそうだと思った」と感想を話し、同協会の職員は「困っている人を見つけたら『手伝いましょうか』と声をかけてみてください」と児童に呼びかけた。質問コーナーでは「なぜゴールデンレトリーバーを選んだのか」「時間を知りたいときはどうするの」といった質問があった。

 三宅さんは最後に「旅行に行った時、入店拒否や乗車拒否にあった。ウニカはこんなにがんばってくれているのに、と腹が立って悲しい気持ちになった。もっと理解が進んでほしい」と自身の経験を伝えた。同LCの片倉敏博会長は「困っている人を助けられるようになってほしい。子どもたちの福祉の心を育むため、これからも継続していきたい」と話した。

さがみはら南区版のローカルニュース最新6

リユース箱設置

相模原市

リユース箱設置

ブックオフと連携

11月21日

街かどで相談

街かどで相談

広報月間に合わせ

11月21日

小学生も雄弁を披露

演説大会

小学生も雄弁を披露

11月30日 杜のホールはしもと

11月21日

北里柴三郎を知る

淵野辺の茶室 解体免れる

「茶道文化残したい」

淵野辺の茶室 解体免れる

講師の熱い思いで存続に

11月21日

介護を考える

12月1日

介護を考える

相模大野

11月21日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook