首都圏で発生する強盗事件を受けて相模原南警察署は、緊急で相模原市の「安全安心メール」の発信やチラシ配布による注意喚起を行っている。
同署は10月29日、しんふち児童館(古淵)で実施した不審者対応訓練で在宅時の注意や「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」に関する注意喚起をするチラシを配布した。
チラシには留守番電話機能の活用/在宅時も必ず施錠/来訪者はドアスコープなどで確認/自宅に多額の現金を保管しない/窓に防犯フィルムや補助錠、庭にセンサーライト、防犯カメラを設置することなどを対応策として示している。
関連は不明だが、一連の事件発生前にリフォームや水道業者を名乗る不審な訪問や電話があったと確認されている。同署の署員は「突然の訪問にはインターホンで必ず相手の確認を。点検とうたい自宅に上がられたり、室内を写真で撮影されたという相談もあった。万に一つ犯罪に関わっている可能性も否定できない。不審だと感じたら警察に連絡してほしい」と強く呼びかける。