大野台小学校の6年生とNPO法人相模原こもれび、ホームタウンチームのSC相模原が11月5日、木もれびの森(南区大野台)で苗木の成長を助ける下刈を行った。地域交流の促進と環境保全の意識向上を目的に実施された。
同校の6年生は今年5月の「緑の祭典かながわ未来の森づくり2024」開催時に、3年生の頃から育ててきた苗木を植樹した。今回はドングリから大切に育ててきたという苗木の成長を助けるため、木もれびの森の保全活動を行う同法人メンバーの指導のもと、苗木の周りの草や小さな木を鎌や剪定バサミを使って刈り取る作業を行った。
相模原市と「さがみはら津久井産材の利用拡大に係る連携協定」を締結しているSC相模原からはOB選手らが参加。児童は「植えた時よりも大きくなってる」と嬉しそうに話していた。同法人の平野和夫理事長は「苗木は今はまだ小さくて手間をかけないといけないけれど、数年後には子どもたちよりもずっと大きくなる。大人になって今日のことを思い出してくれたら嬉しい」と話した。