東林小学校6年の森川晃一郎君が横浜DeNAベイスターズジュニアに選出され、12月26日から始まる「NPB12球団ジュニアトーナメント」に出場する。同チームに選出されたのは市内で森川君のみ。森川君は「選ばれて嬉しかった。走りが得意なので何が何でも塁に出る気持ち。自分の役割を果たして、チーム一丸で優勝を目指す」と意気込みを語る。
打撃と走塁に強み
森川君は東林ファルコンズに所属し、キャプテンを務めている。コンパクトで力強く、広角に打てるバッティングと走塁が強み。攻撃の起点となる1番を任されている。「負けているときやピッチャーが苦しいときに盛り上げる声掛けが得意」と、チームを引っ張っている。
野球を始めたのは高校球児だった父、直さんの影響だ。小学1年生から直さんとキャッチボールやバッティングセンターで野球に触れていた。3年生で同チームに入部。森川君は「常に声を出して全力にプレーできること」が野球の魅力だと語る。
空き地でほぼ毎日、直さんとノックや羽根打ちなどの自主練を積むという森川君。「練習は楽しい。辛いときもあるけど、これをやれば上達していくという気持ちで向き合っている」と話す。直さんは「自分の結果よりもチームのためにできることを全力でやってもらいたい」とエールを贈った。
NPB12球団ジュニアトーナメントは(社)日本野球機構とプロ野球12球団が2005年から開催している小学生の軟式野球大会。横浜DeNAベイスターズジュニアには約930人から16人が選ばれた。
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