災害時に木造仮設住宅の建設を行う「まちの救助隊」の隊長を務める 田村 久司さん 上鶴間在住 71歳
やれることは全部やる
○…県内の建設職人らで構成されるまちの救助隊の隊長を務めて9年目。隊員は現在1千人を超える。県と協定を結び、災害時に木造仮設住宅の設置などの役目を担う。仮設住宅は現在プレハブが主流だが「木造仮設はバリアフリー、遮音、断熱性能が高い。それと温かみがある」と語り、生活する被災者に思いを向ける。隊員らへの研修や首都圏の各団体と情報共有を図っている。
○…生まれは東京。大工だった父親の影響を受けて自身も建築の道へ。専門学校卒業後、20歳で親戚の工務店で住み込みで働き、建築士の資格を取得。23歳で独立し建築設計事務所を開業した。主な仕事は住宅の許可申請。つても何もないところから人脈を作り1件1件仕事を受注。その数は50年で2千件を超えた。「人とのつながりを大切に。嘘をつかない仕事をする」。これが仕事のモットーだという。
○…東林間自治会の会長や地区連合会長、少年補導員などさまざまな顔を持つ。事務所には地域に貢献してきたことへの感謝状がずらりと並ぶ。建物の安全を調査する応急危険度判定士の資格も所持。「災害時に避難所が安全かどうか、誰が確認するのか」と、市内の判定士が駆け付けて確認する体制づくりを相模原市に強く働きかけてきたことも。「やった方がいいと思うことはやっていきたい」と語る。
○…東日本大震災、広島の豪雨災害、熊本地震など、災害時は現地を訪れ様子を見てきた。昨年4月には能登半島へ。木造仮設住宅の作業場で『一緒に頑張るぞ!』と書かれた横断幕が目に付いた。「仮設だからと言って手を抜かないぞと、そうした気概が感じられる」と胸が熱くなった。「やれることは全部やっていく。その思いだけ」と前を見据える。
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