え!?どこ高?コナン君!?
県立上鶴間高校(南区上鶴間本町/岡部佳文校長)では来年度から、新しい制服がお目見えする。開校以来、”鶴高”のシンボルでもあった「茶色の制服」をやめ、イメージを刷新。女子にはパンツ、ハーフパンツスタイルが登場し、”利発的”な生徒を印象付けるスタイルになっている。
今年度就任した、民間企業出身の岡部校長による”鶴高リニューアル計画”の目玉のひとつ。学校の新しいイメージを築くための大英断だ。
同校では昨年、メーカー4社によるコンペを企画。それぞれ2案の試作品を用意してもらった。その中から教員が4つに絞り、さらに11月の文化祭に展示し、人気投票を実施。「学校目標である『自立』『協働』『創発』をテーマに、”社会でたくましく生きる若者”をイメージしてデザインしてもらいました」。これに教員と保護者による投票結果を加味し、全く新しい鶴高のシンボルが誕生した。
しかし、在校生からは「あの制服を変えないで」との声もあったそう。学校では彼らの気持ちをくみ、エンブレムに茶色のイメージカラーを残すことにした。
新制服はスリムなデザインで、「大人っぽさ」を強調。リボン、ネクタイ、カーディガンも用意されている。ちなみに女子はスカートルック、ハーフパンツ、パンツを選択可能。パンツルックは同校生徒の90%が自転車通学であることを配慮してのこと。生徒の間では「(アニメの)コナン君みたい」と早くも人気を集めているようだ。
なお、新しい制服は新1年生のみの着用となる。