相模原大野ロータリークラブ(大野RC/宮崎雄一郎会長=66)は9月3日、節目となる創立以来1000回目の例会を南区相模大野で行った。
同クラブは1993年6月、相模原西RCをスポンサークラブ(新しいクラブの結成やその活動を援助するクラブ)として、市内及び近隣区域の企業経営者や専門職従事者ら26人で結成された。
同年6月23日に第1回の例会を開催。以来、相模原ゴルフクラブ(南区大野台)で開催する週1回の例会をはじめ、RCの奉仕の理念に則(のっと)り、ポリオ撲滅のための募金や、献血活動、高校生の海外留学及び国内への受け入れなど、数多くの社会貢献活動を行ってきた。
現在会員は19人で、そのうち6人が創立時から在籍する「チャーターメンバー」。また南区在住のレーシングドライバー、片山右京氏は名誉会員となっている。
1000回目の例会を迎えたこの日は、会員15人が出席。宮崎会長は、「RCの基本は例会にあり、様々な職種の人々が集まって歓談や議論をする。時には外部の人に卓話をお願いして勉強させて頂く。それを1000回行ってきたことは感慨深い」と挨拶した。
また、チャーターメンバーが一人ずつ、これまでの活動について語った。相模大野で(有)東屋商店を営む座間勇氏(67)は、「創立当初はガリ版刷(ず)りで週報を作っていた」など当時を振り返った。
会長インタビュー
宮崎会長は9月10日、改めて本紙の取材に応じた。
―1000回を迎えて。
「これからも活気のあるクラブにしていかないと意味が無い。会員が増えれば活動範囲が広がり内容も充実する。やる気のある若者や女性に入ってもらいたい」
―活動していて思うことは。
「RCは、高い見識と業績を積み重ねてきた人たちの集まり。そのような人たちと接触し切磋琢磨していくことで自分を磨くことが大切。その結果に社会貢献があると思っている」
―今後の展開は。
「プロの音楽家に小学校で演奏してもらい、子どもたちの音楽的素養を育む取り組みを予定している。また、日本で暮らす難民の救済のために古本を回収し、支援団体へ寄付する活動が始まった。ポリオ撲滅運動、年2回ほどの献血活動は継続していく」
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