相模原中等Cギター部 「文化部の甲子園」めざして “日本一の演奏”に磨きかける
「日本一の調べ」をもつ相模原中等教育学校(相模大野)のクラシックギター部(青木瑞穂顧問)が12月12日(土)、川崎市で行われる神奈川県高等学校総合文化祭(県高等学校文化連盟・県教委主催)の器楽・管弦楽演奏会に出場する。
2009年度に中高一貫校として開校し、前身の相模大野高校から引き継がれた同部。現在は1年(中1)から5年生(高2)まで90人で活動している。
同部は、今年8月に東京都で行われた全国学校ギター合奏コンクール2015(ジャパン・ギター・アソシエーション主催)で、90人の大編成を生かした迫力のある演奏で最優秀賞に輝いた実績を持つ。その日本一の調べにさらに磨きをかけるべく、練習に熱が入る。
同演奏会は高校生が対象となるため前期生(中学生)は参加しないが、普段の練習は、「先輩が後輩を指導する」伝統的スタイルで、全学年一緒に行っている。
同演奏会の器楽部門で1位に選ばれると、来夏広島県で開催される全国高等学校総合文化祭(文化庁など主催)への進出が決まる。この文化祭は「文化部の甲子園」などと呼ばれているもので、同部は2年ぶりの出場を目指す。部長の林拓(たく)さん(5年)は「校外演奏は数少ないので、一つひとつが重要な機会。一回一回、その時点で最高の演奏ができれば」と意気込む。
来年4月24日(日)には、相模女子大学グリーンホールで定期演奏会を行う予定だ。
|
|
|
|
|
|