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大野小6年生 地元の魅力知ってほしい 総合学習の成果を発表

教育

公開:2018年3月29日

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考案したパンを店頭でPRする児童たち
考案したパンを店頭でPRする児童たち

 大野小学校(古淵)の6年生が、地域の活性化をテーマに取り組んできた総合学習の成果を今月発表し、1組と3組が地元店とコラボした商品が17日と18日に販売された。

 小学校最後の学習として「自分達の地元をもっと盛り上げたい」と、準備を進めてきた各クラス。3組は同校周辺の「ビストロ トリコ」「ビストロ ココット」「ブーランジュリ・アイミ」3店の協力のもと、オリジナル商品を考案した。「アイミ」では2種類のパンを販売、児童も店頭に立った。

 抹茶を使った緑のメロンパンに金平糖を入れた「相模☆けやきパン」を考案した大澤萌さんは「相模原市の緑色を使い、形もけやきにした。あじさいをイメージした金平糖もポイントです」と、様々な工夫を凝らしたことを話した。クロワッサン生地にさつまいもあんとチーズが乗った「森森タワー」を考案した外崎(とざき)瑠奈さんは「麻溝公園のグリーンタワーをイメージした。将来はものづくりの仕事に就きたいと考えているので、いい経験ができた」と感想を述べた。同店では正式に商品化し、継続販売も検討している。

 このほか1組は「ファミリーショップワタナベ」とオリジナル弁当を開発、販売開始からほどなくして50食が完売する盛況ぶりだった。2組は9日に同校体育館に地域住民や老人ホームの入居者、1年生を招いて「さがこぶラブフェスタ」を開催。地元に関するクイズ、ゲームで盛り上げた。

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