相模原市立双葉小学校(双葉)で10月28日、同校を避難所に指定している7自治会合同の自主防災訓練が実施された。大勢の参加を促すため、実践的かつ新たな試みに取組んできた同訓練。今年は自主防災組織としては初めて、陸上自衛隊を訓練に招いた。
当日は7自治会から約500人が参加。8グループに分かれて初期消火や救出救助、避難所運営訓練に取り組んだ。
座間駐屯地に所属する第4施設群からは小型トラック1台と隊員2人が初参加。持参した災害時に救助や捜索に使用する機材を展示し、参加者たちに触れてもらいながら、使い方などを説明していた。南消防署に新たに導入された、最新鋭のはしご車による「高所救助デモンストレーション」も実施され、その滑らかな動きに参加者からは拍手が送られていた。