相模原市内を中心に活動するよさこいチーム「躍動」の佐東龍一代表が、7月31日に相模原市役所を訪れ、フェイスシールド600枚を本村賢太郎市長に手渡した。市では、新型コロナウイルス感染症対策全般に役立てるとしている。
「躍動」は2005年に佐東代表を中心に結成。15周年を迎える現在は、小学校2年生から66歳まで55人が所属している。コロナの影響で医療や介護の現場で働くメンバーが休会している状況を受け、「感染症対策に自分たちが役立てることをしたい」とチーム内でワンコイン募金を実施。子どもたちも協力し、集まった金額でフェイスシールドを購入した。また、医療従事者を応援するためのよさこい動画も作成。無料動画サイトで公開している。
よさこいの衣装に身を包んだ佐東代表から寄贈を受けた本村市長は、「皆さまの心遣い、大切に使わせていただく」と謝辞を述べた。佐東代表は、古淵の「よさこいRANBU!」をはじめ、発表の機会が全国で中止になっていることを受け、「踊りで皆さんに元気を与えられる日を迎えられるよう、努力していきたい」と話した。